Helixキーボードを組み立てた

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先月のHelixキーボードキット再販になんとか滑り込み、キーキャップ等の必要部品も届いて遂に組み立てられました。

準備

必要な部品は以下のものを揃えました。

キーキャップは微妙に数が足りないので、以前ergodox用に買って余っていたキャップを一部流用。

作業道具は キーボード自作、特に Helix キーボードキットの製作に最低必要な工具のメモ を参考に。お金をケチらずに最低限必要なものは全て揃えると無難そうです。最初テスターやフラックスは買わずに済まそうとしたけど、あとで困って買い足した…。

組み立て

helix/buildguide_jp.md at master · MakotoKurauchi/helix を読みながら、適宜組み立てた人のブログを見つつ作業。 レツプリ他自作キーボードまとめ - yhara.jp にまとめられているエントリを参考にさせてもらいました。

ハマったところ

パーツの実装はトラブルなく進められたけど、ファームウェア書き込みが以下のようなエラーで何度も失敗して悩みました。 

Connecting to programmer: .avrdude: butterfly_recv(): programmer is not responding

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以下のやりとりを見つけて、とりあえず故障ではないらしい事を確認。

リセットスイッチを連打→QMK Toolboxでデバイスの認識を確認→flash を何度か試してもなかなか成功せず、ほとんど諦めかけながら適当に繰り返していたら偶然成功。この現象は初回のファーム書き込みだけこの現象が起こるらしく、2回目以降の書き込みはサクッと成功するようです。

後から以下のエントリを見かけました。何度も連打しなくても2回クリックすれば成功する?

※ 初回のファームウェア書き込み時のみ, Leonardo Pro MicroでもSparkFun製と同様に素早く2回ショートさせる必要があるようです.

Pro Micro & QMK Firmware のセットアップガイド (Let's Split編) - Voxel Highway

所感

DIYキーボードキットの組み立ては挫折するほどではない適度な難易度で、回路実装からファームウェアのカスタマイズ・インストールまでハードウェア製作の一連工程を体験できて良いですね。自分でキートップやスイッチを選んでお気に入りのキーボード作りができるのはもちろん、本格的な電子工作にチャレンジする第一歩としてもオススメの題材です。

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