AppleWatchからボタン一発で出勤する
いま会社ではみやもとさんというツールで勤怠が管理されている。これはSlackの勤怠管理用チャンネルで「おはよう」とか「おつかれ」みたいなテキストを書き込むと、Bot(みやもとさん)が自分の出退勤時間を記録してくれるというもの。
参考👉チャットで勤怠管理する「みやもとさん」をリリースしました – @masuidrive blog
会社に来ると常にSlack開いてるし書き込むのが面倒という事はないんだけど、エンジニア的にはついラクしたい気持ちになってしまう。ちょうどAppleWatchも買った事だし、腕時計から勤怠入力できたら便利!!と思って試してみたのが今回の話。
Watch AppのDo ButtonからSlackに投稿する
IFTTT Do Buttonを使えばSlackへ定型文をボタン一発で投稿できる。しかもApple Watchにも対応済み。
・・ただ、IFTTTからSlackにポストすると自分のアカウントではなくIFTTTからの投稿として表示される。
これでは誰が出退勤したかが分からないので一手間かける。
IFTTT→Gmail(Google Apps Script)→Slack
Slackに投げるメッセージを一旦IFTTTから自分のGmailに送信→Google Apps Scriptで受信したメッセージをSlackに投げる という感じで1段階挟む。
まずDo Button作成。IFTTTから送られたメールだけを判別できるようなタイトルを設定して、本文にSlackへ送りたいメッセージが入るようにする。
次にGoogle Apps Scriptの内容。やってる事はGmailのinboxからSlackに投げるメッセージを検索して、あればAPIを叩いてるだけ。
GAS script that find specific email from Gmail, ex ...
GASのスクリプトエディタに貼付け後、[リソース]->[現在のプロジェクトのトリガー]でスクリプトを定期実行するようにしておく。
結果
↓
やっとみやもとさんに俺が出社したことを認識してもらえた。
ちなみにGASの定期実行は最短1分間隔なので、定時1分前を切って出社するとタイミングによっては遅刻扱いになる。早めの出社を心がけよう。
おわり
べつにApple Watchからできるようになって超便利になった・・という事もないんだけど、こうした日課の作業がPCやスマホ無しで完結できるようになるのは気持ちが良い。
Gmailを経由する方法はなんだかかっこ良くないけど、GASを使えばIFTTTチャンネルに無いサービスとも連携して好き放題できる。AppleWatchがREST API叩くためのリモコンみたいに使えるのは良いかもしれない。