CashewというGitHub Issueリーダーを使い始めた

背景

自社で扱っているプロダクトのラインや関係者が増え、目を通しておきたいissueの数も多くなってきた。GitHubリポジトリも多数に渡ってきて、各リポジトリの/issuesから見たいものを探し出すのも大変になってきたので、issueを素早く大量に読める専用アプリが欲しくなりCashew appを使い始めた。値段は結構高い。

Cashew

Cashew

  • SimpleRocket LLC
  • 開発ツール
  • ¥3,600

GitHub Issue Reader事情

同様のアプリだとJasperをよく聞く気がして、こちらもトライアルで試してみて良いなと思った。機能的にはほとんど差異は無いんじゃないかと思う。決め手はElectron製のJasperに比べてCashewの方が気持ち動作が軽かったから。Cashewはどうやら全部AppKitで実装されているみたい。issueの詳細画面も全てネイティブUIで実装しているようで、こりゃ作るの大変だろうなぁと感服した。

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issueの起票もメーラーライクなUIでサクッとできる。ブラウザだと起票するのにも画面遷移が必要で面倒なのでありがたい。

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あと、このブログを書き終わった頃にちょうどGitscoutというのも公開されていた。今の所無料で使える点と、CashewよりオシャレなUIが印象的。こちらもissueの作成・閲覧やコメントと一通りのことはできるみたい。

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Cashewを使ってみて

一個一個ブラウザタブで開くのと比べてはるかにissueの消化効率が上がった。

Issue一覧と詳細画面が2カラムで表示できるので、一覧からサクサクIssueを選んで内容をチェックできる。Issueのお気に入り登録機能もあるので、何度も見るIssueは素早くアクセスできる。
リポジトリを横断してissueを見るのも快適。会社のリポジトリだけじゃなく使ってるOSSリポジトリも登録しておけば、サイドバーからすぐissueへアクセスできる。

ただ、出たばっかりっぽいし仕方ない気もするけど細かい部分の荒さが気になった(二段階認証してると初回ログイン時にいきなりクラッシュした...。)正直現時点ではGitscoutの方が出来がいいと思う。とはいえもう買ってしまったし、強気な価格設定の分改善されてくことを期待しつつ使っていくつもり。